ヨーロッパで最もペレットストーブが普及しているのはイタリアで、統計によると年間20万台前後が設置されています。
ストーブ製造メーカーが集中していることや、Conto Termicoという強力な公的補助金制度もあり、抜きんでて大きな市場であり、2017年までに累計260万台のペレットストーブが設置されています。
イタリアに追いつきそうな勢いなのがフランスで、年間約15万台まで年々増えてきています。
ドイツは約1万5千台、北欧諸国はさらに少ないですが、イタリアより寒冷な気候のため、ストーブ単独の暖房よりも家庭用ボイラーによるセントラルヒーティングや地域熱供給網による暖房が主流です。
日本の本州相当の気候では、イタリアのようにペレットストーブによる暖房と相性が良く、さらなる普及が期待されます。